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 大相撲秋場所で、27日の千秋楽まで優勝争いを演じた東京都江戸川区出身の翔猿(とびざる)(28)=本名・岩崎正也、追手風部屋。106年ぶりとなる新入幕での優勝はかなわなかったが、小兵ながら、しこ名の通り素早い動きで土俵を沸かせた江戸っ子関取に、地元や東京・両国の国技館周辺ではファンが声援を送った。

 小学4年から中学卒業まで翔猿を指導した「葛飾白鳥相撲教室」の佐久間幸一さん(70)はこの日の取組後、「負けましたが、いい夢を見せてもらいました」と健闘をたたえた。

 小中学校時代の翔猿を「反射神経がよく、動きの素早さが段違いだった」と振り返る。小学校を卒業するころ、プロ野球選手を夢見ていた翔猿に、佐久間さんは「野球か相撲か、よく考えて一本に絞りなさい」と伝えたという。翔猿は強豪の相撲部がある葛飾区の中学に越境進学し、相撲道を突き進んでいく。

 翔猿は今場所12日目、首位に並走する10勝目を挙げると、優勝についてテレビインタビューで「あと3連勝くらいしたら考えます」と語り、笑いを誘った。

 「冗談の好きな子でね」と佐久間さん。今年の正月、相撲教室の餅つき大会に翔猿が訪れた際、佐久間さんは昨年九州場所で敗れた一番について「なんで引いたんだ」と蒸し返すと、「先生に教わったもんですから」と返したという。「そんなこと教えるわけないじゃないですか」と佐久間さんは笑う。

「全く別人が出てきたよう」

 翔猿は兄の英乃海(ひでのうみ…

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