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 トランプ米大統領が保守派のエイミー・バレット氏を新しい連邦最高裁判事に指名したことを受け、バイデン前副大統領は27日、地元デラウェア州で記者会見した。「米国民が大統領と議会を選ぶプロセスが終わるまで、上院はこの指名を採決するべきではない」と述べ、大統領選前の人事承認に反対する考えを表明した。

 バイデン氏はまた、「大統領は医療保険制度改革法(オバマケア)を捨て去ろうとしている」と述べ、今回の人事の目的がオバマケアの廃止にあると強い警戒感を示した。トランプ氏は同日、バイデン氏の会見に先立ち、「もし最高裁でオバマケアの廃止が決まれば、もっと良くて断然安い代替制度に置き換わるだろう」とツイートした。

 上院で過半数を占める与党共和党は10月12日に指名公聴会を開始し、同月下旬に採決する予定だ。(ワシントン=園田耕司)