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 アパート建設大手のレオパレス21は28日、2020年6月末時点で118億円の債務超過になっていたとみられる、と発表した。20年4~6月期決算で、最終的なもうけを示す純損益が142億円の赤字になりそうだとする見通しも明らかにした。当面の運転資金は確保しているといい、事業は今後も続ける方針だが、スポンサー探しなど財務面の増強策が進まなければ、経営不安がさらに高まりかねない。

 4~6月期決算は30日に公表する。アパートの施工不備問題後に低迷した賃貸事業の回復が十分に進まないなかで会社の資産よりも借金などの負債が多い債務超過に陥り、財務状況がいっそう深刻になった。

 同社は施工不備の発覚以降、アパートの改修作業が遅れ、入居率が回復できていない。4~6月期も新型コロナウイルスの影響で改修工事が止まったり、外国人労働者や留学生の入居需要がなくなったりして、入居率は損益分岐点とされる8割前後にとどまる。

 改修費用に加え、アパートオーナーへの家賃補償などが負担となり収益が悪化している。20年3月末時点で自己資本比率が0・7%と、債務超過寸前になっていた。(木村聡史、高橋尚之)

 アパート建設大手のレオパレス21は28日、2020年6月末時点で118億円の債務超過になる見通しだと発表した。2020年4~6月期決算で最終的なもうけを示す純損益が142億円の赤字になりそうなことも明らかにした。アパートの施工不備問題後に低迷していた賃貸事業の回復が十分に進まず、財務状況がいっそう深刻になった。

 4~6月期決算は30日に公表する。レオパレスによると、当面の運転資金は確保しており、事業は今後も続けるという。ただ会社の資産より借金が多い債務超過が続けば、経営破綻(はたん)する恐れもあり、今後はスポンサー探しが急務となる。

 同社は施工不備の見つかったアパートの改修作業が計画通りに進まず、入居率が低迷。改修費用に加えてアパートオーナーへの家賃補償などで業績が悪化している。今年3月末時点の自己資本比率は0・7%と、債務超過寸前になっていた。20年4~6月期も、新型コロナウイルスの影響で改修工事が止まったり、外国人労働者や留学生の需要がなくなったりして、入居率は損益分岐点とされる8割前後で低迷している。