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 学校生活になじめない子どもや、自ら学ぶ内容を選びたい子どもの居場所が、愛知県岡崎市にできた。開設した男性は、かつてアメリカンフットボール選手として全国を舞台に活躍し、大手製薬会社の営業マンとしてトップの成績を誇った。そんな生き方に区切りをつけたきっかけは、「死にたい」と思っていた時に恩師がかけてくれた言葉だった。

 市街地から離れた山あいの集落に、古民家を改装した瓦屋根の一軒家がある。300平方メートルの屋内に卓球台やピアノ、ウクレレ、絵本が置かれている。近くの畑には枝豆やサツマイモなどが植えられ、台所で子どもたちと料理することもある。庭にブランコをつくったり、パソコンで動画や塗り絵を楽しんだりするなど、子どもたちの過ごし方は様々だ。

 「こちらから『勉強しよう』と声をかけることはしません」と、施設長の今井真央(まお)さん(30)は言う。

 6月に開いたフリースクール「大地の学校ロータス」は、決まり事は子どもたち同士で決めるのがルール。新型コロナウイルスの影響でなかなか開設の周知ができなかったが、現在は地元の小中学生7人が通う。

 今井さんは東京出身。中高一貫の私立校に入ったが、けんかなどの問題行動をたびたび起こした。高校1年の担任教諭から「余ったエネルギーをスポーツにつかったらどうだ」と声をかけられ、アメリカンフットボール部に入った。3年時に関東大会最優秀選手に選ばれ、全国大会でベスト4入りした。

 この実績が評価され、東京の強豪私立大に推薦入学した。1年からレギュラーに選ばれたが、先輩に暴力や暴言を受けた。

 監督やコーチに相談しても「先…

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