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 来年1月に初めて実施される大学入学共通テストの出願が28日、始まった。本試験は通常通りの第1日程(1月16、17日)と、コロナ禍で学びが遅れた現役生が選択できる第2日程(同30、31日)が設けられている。

 大学入試センター(東京都目黒区)はこの日朝、受験生から届いた志願票に不備がないか点検を開始。新型コロナウイルス感染予防のためフェースシールドをつけた職員が一つ一つ確認していた。

 第2日程は、学校長が認めた場合に出願時に選択できる。文部科学省が7月に行った現役生への意向調査では、第1の希望者は約43万1千人、第2は約3万2千人だった。

 出願は10月8日まで。出願者には同27日までにセンターから試験日程や受験科目などが書かれた「確認はがき」が届く。日程などに誤りがあれば、11月4日までにセンターに連絡するなどして訂正が可能だ。試験会場などが書かれた受験票は12月15日までに手元に届けられる。

 共通テストは、大学入試改革の目玉として、大学入試センター試験に代わり導入された。当初は英語民間試験の活用や、国語と数学への記述式問題の導入が予定されていたが、公平性が確保できないなどの指摘が相次ぎ、昨年末までに見送られた。こうした混乱にコロナ禍が重なり、受験生は様々な変化の対応に追われている。(伊藤和行、鎌田悠)