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 1年前の今頃、スポーツの枠を超えて日本中で話題をさらっていたのはラグビー日本代表だった。自国開催のワールドカップ(W杯)で初の8強進出。背番号10を託され、全5試合に先発して攻撃を指揮したのはSO田村優(31)=キヤノン=だった。改めてW杯を振り返り、これからについて語ってもらった。

 来年1月開幕のトップリーグに向け、田村はキヤノンの新主将を託された。サントリーを2連覇に導いた沢木敬介監督が就任し、直接、指名された。9月に入ってから週5回の練習で鍛えている。自身はマイペースを貫いているという。

 「敬介さんが来てチームに芯が通った。みんな、変わろうという姿勢が出て、僕も応えたい。でも、僕の振る舞いは変えていない。誰がリーダーなのか分からないくらいのチームになった方がいいと思うので」

 そう感じる理由の一つが昨年のW杯での経験。あの日本代表も、田村らリーダー陣に任せっきりではなかった。

 昨年9月20日の開幕戦。日本は格下ロシアに30―10で勝利したが、ミスが多発した。試合後、田村はジョセフヘッドコーチ(HC)から「お前のプレーには失望した」と酷評された。

 「うまくやろう、完璧なスタートを切ろう、というマインドが強すぎた。失敗しないように、という気持ちにとらわれていた」

 精神面を担当するコーチには「まず自分の弱さを認めろ」と助言された。

 「パーフェクトにやろうとするのが自分の弱さ。(あの助言で)それまで隠そうとしていた部分に気づけた。失敗も含めて自分なんだ、と認められるようになった。自分を理解することで、弱さが強さに変わっていった」

 田村にとって2回目のW杯。2…

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