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 東京・六本木で賭博店を開いたとして、警視庁は、指定暴力団神戸山口組系の組織の代表、山本千束(ちづか)容疑者(70)=東京都港区三田5丁目=ら男3人を賭博開帳図利などの疑いで逮捕し、28日発表した。雑居ビルに一般人を集めて、定期的に営業していたという。同庁は山本容疑者らが2019年1月以降、少なくとも約4億8千万円を売り上げ、約1億6千万円の利益を得ていたとみて調べている。

 組織犯罪対策4課によると、山本容疑者らは昨年1月~今年7月、東京都港区六本木の2カ所の雑居ビルで賭博場を開き、客にトランプゲームのバカラ賭博をさせ、手数料を徴収した疑いがある。山本容疑者は「やっていない」などと容疑を否認しているという。

 警視庁は今年7月、同店を家宅捜索し、店長や従業員ら9人を同容疑などで現行犯逮捕していた。暴力団の関与を調べ、山本容疑者を特定した。客は企業の幹部らが多く、警視庁に「コロナ禍で海外のカジノに行けなくなったので、利用した」といった証言をしている人もいるという。