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 香港で反政府デモが行われた昨年10月1日、郊外の商店街に大きな銃声が響き渡った。デモに加わっていた男性(19)に、警官が至近距離から発砲したのだ。

 一時重体となった男性は、「電気ショックを受けて全身がマヒし、世界が一瞬、止まったような感覚だった」と振り返る。

 1997年の返還後、平和的なデモを誇りとしてきた香港で、警察が若者に発砲したことは、民主化を求める市民と政府の対立を決定的にした。

 事件からまもなく1年。中国が導入した香港国家安全維持法で、市民はデモに参加する自由も失おうとしている。当たり前と思っていた権利も脅かされる現状に、男性は「いずれ香港は中国にのみ込まれ、特別行政区から単なる『香港市』になる」と懸念する。

 男性が撃たれた事件は、大学生…

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