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 中川政七商店(奈良市)は24日、アウトドア用品大手のスノーピーク(新潟県三条市)などと共同で、野外でお茶をたてられる茶道具セットを作り、11月から販売すると発表した。キャンプなどの野外活動が人気となる中、手軽に外で抹茶を楽しんでほしいという。

 チタン製の茶わんの中に抹茶をたてる道具「茶筅(ちゃせん)」や茶わんをぬぐう「茶巾(ちゃきん)」など茶道具一式が収まり、袋に入れて手軽に運べる。野外で茶をたてる「野点(のだて)」の方法を図解したしおりもつき、QRコードで野点の仕方がわかる動画につながる。

 茶筅は、500年以上前から茶筅を作ってきた奈良・高山で職人が手がけたもの。茶わんは金物で有名な新潟・燕三条で作られた。チタンは薄く延ばせるため、二重構造でも軽い茶わんにできる。茶の香りの邪魔もしにくいという。

 戦国大名が狩りの休憩に野点を楽しんだことから、「日本のアウトドア飲料の原点は抹茶」とうたう。担当者は「現代の暮らしの中で、茶道未経験の人にも楽しんでほしい」と話す。

 「野点セット」は袋の色が3種類あり、各2万3千円(税抜き)。11月2日に中川政七商店のオンラインショップや直営店などで発売する。予約は10月1日から中川政七商店の直営店などで受け付ける。詳しくは中川政七商店(https://www.nakagawa-masashichi.jp/別ウインドウで開きます)へ。(米田千佐子)