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 新型コロナウイルスによる世界の死者が100万人を超えた。新たなウイルスが世界をのみこむ局面を、人類はどう受け止めたらよいのか。「感染症の世界史」(KADOKAWA)の著者で、環境ジャーナリストの石弘之氏(80)に聞いた。

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 重視すべきなのは、約9カ月間で100万人の死者が出たという感染拡大の速度だ。重症化しやすい重症急性呼吸器症候群(SARS)などと違い、新型コロナの場合は、無症状者や軽症者が自らの感染に気づかないまま感染を広げてきたからだ。

 世界的な人の移動が増え、人々が便利さや職を求めて都市部が人口過多になったことも大きい。「密閉」「密接」「密集」が当たり前になり、新型コロナの感染拡大につながった。このウイルスは、人間が便利さを求めて作りあげた社会の常識を全否定しているかのようだ。

 いつの時代も、人類は感染症の…

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