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 この夏、石川県の古民家で、戦前に発売された当初の商品と見られる接着剤「セメダインC」が見つかり、セメダイン社(東京都品川区)に寄贈された。ネットで話題になると、同時期に売られていた「セメダインB」を保存していたという人からも商品が届いた。いずれも同社には現物が残っていなかった「幻のセメダイン」。同社は28日、ツイッターの公式アカウントで「なんというネットミラクル……」と喜びの声をあげた。

 今年8月。能登半島にある古民家を購入した男性は、片付けに追われていた。

 30年以上も人が住んでいなかった空き家だ。昭和の頃の大量の古新聞や雑誌が詰まった仏間の押し入れに、蚊取り線香の赤い紙箱があった。

 箱を開けてみると、接着剤の「セメダインC」と、その説明書が入っていた。

 説明書で使われている漢字は「新發賣」「セメダインC號」のように旧字体だった。文章も、漢字とカタカナで「接着セントスル品物ノ両面ニ手早ク塗ツテ接合シマスト……」などと記されている。

 チューブには、指で押してへこんだようなあとがそのまま固まっていた。

 「貴重なものだ」

 そう直感した男性は、ツイッタ…

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