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 ロシア軍が29日、北方領土の国後島などで1500人以上が参加する軍事演習を始めたことについて、加藤勝信官房長官は同日午後の記者会見で、「我が国の立場とは相いれず、受け入れられない旨、すでに抗議を行っている」と述べた。

 加藤氏は会見で、国後島の沿岸で射撃訓練を実施するとの通告が24日にロシア側からあったことを明らかにした。その上で、「北方四島におけるロシア軍の軍備強化につながるものだ」と述べた。ロシアへの抗議は外交ルートを通じて行ったという。

 29日夜には菅義偉首相が就任後初めて、ロシアのプーチン大統領との電話協議に臨む予定だ。加藤氏は電話協議への影響を問われたが、「現時点で調整中という以上のことは申し上げる状況にない」と述べるにとどめた。