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 中学校教員を務める一方、副業として自転車で料理の配達を11カ月続け、約140万円を稼いだなどとして、横浜市教育委員会は29日、市立岡野中の男性教諭(53)を停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。

 市教委によると、教諭は昨年7月13日から今年6月16日の間、配達員として土日も含め255日働き、約140万円の収入を得た。平日は学校の業務終了後、休日は、長い日は午前10時前~午後9時近くまで配達業務に従事した。

 新型コロナウイルスの影響で3~5月に臨時休校した際には10日間の在宅勤務を申請し、うち9日は勤務時間中を含めほぼ終日、配達していた。教諭は市教委の聞き取りに「体力維持のためにやった」と話したという。配達員として働く姿を知人が見たという人からの匿名の通報で発覚した。1年半分の通勤手当約18万円の不正受給も判明した。

 市教委はまた、市立梅林(ばいりん)小の事務職員の女性(60)を減給10分の1(6カ月)の処分にした。臨時的任用職員として採用された昨年10月から今年8月にかけて、以前からアルバイトをしていた塾講師などの仕事を勤務時間外に続け、計約23万円の収入を得た。採用時の経歴書の学歴などにも虚偽記載があった。匿名の投書で発覚した。(吉野慶祐)