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 実りの季節を迎えたリンゴにまつわるイベントや食が楽しめる「ひろさきりんご収穫祭」が弘前市りんご公園で27日まで開かれ、最終日には直径2メートル、約750食分の巨大アップルパイが焼きあがった。甘酸っぱい香りに誘われた市民らが長い列を作り、リンゴがたっぷり入った分厚いアップルパイを堪能した。

 弘前市などの有志でつくる「巨大アップルパイ 世界に挑戦する会」が約2時間かけて焼き上げた。県産リンゴ「栄黄雅(えいこうが)」約400個を使ってじっくり焼き上げられた巨大なパイに来場者は「おいしそう」と歓声をあげ、切り分けられた熱々のパイを買い求めた。

 同会は2002年に結成され、年間数十回のイベントや祭りで巨大アップルパイを焼き上げて弘前市のPRに取り組んできた。しかし、新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぎ、この日が今年初めての実演販売。新戸部洋輔会長は、焼きむらが生じないよう改良を重ねたアップルパイの完成に「久しぶりだがいい焼き具合。たくさんの人がこの味を待ってくれていてうれしい」と話した。(林義則)