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 埼玉県羽生市立岩瀬小学校(駒宮恵美子校長、児童数340人)で29日、6年生だけの校内陸上記録会が開かれた。修学旅行など大きな行事がコロナ禍で中止になった先輩のために、と5年生がプロデュースした。

 5年生も林間学校が取りやめになったが、6年生は半年後に卒業。多くの6年生が出場を目標にしていて、やはりコロナ禍で中止になった市陸上記録会の校内版を提案した。50人いる6年生は千メートル、100メートル、走り幅跳びなど8種目のどれかに出場することに。約2週間、授業前の朝練習などをこなしたという。

 5年生の声援を受け、6年生は力いっぱい走り、跳び、投げた。60メートルハードルに出た寺田賢世(けんせい)君は「運動が苦手で最初は面倒くさいなと思った。練習するうちに楽しくなって、5年生に感謝です」。1組3人で走り1位になった。

 グラウンド整備から競技準備、アナウンス進行まで手がけた57人の5年生。川田真緒さんは「何人もの6年生が『ありがとう』と言ってくれた。緊張したけど、やってよかった」と満足そうだった。(猪瀬明博)