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 名古屋市で起きた闇サイト殺人事件の被害女性と母を描く、映画「おかえり ただいま」が公開中だ。製作は地元の東海テレビ。約10年前、この事件を巡るドキュメンタリー番組を作った斉藤潤一監督が、その時の「落とし物」を丹念に拾い上げた。

 事件は2007年に起きた。帰宅途中の磯谷利恵さん(当時31)が、ネットを通じ集まった男3人に殺され、遺体を遺棄された。東海テレビは直後から、極刑を求めて署名を集める母の富美子さんに密着。09年、死刑制度を考えるドキュメンタリー番組を放送した。

 番組のディレクターだった斉藤監督は対照的な存在として、死刑を求めない犯罪被害者遺族も紹介した。「磯谷さんの期待された内容ではなかったのではないかという、申し訳なさがありました。いつか続編を作るなら、磯谷さんに寄り添った作品にしたい。母と娘の素敵な思い出をいっぱい聞いていたので、その部分はドラマで、と思っていたんです」

映画「おかえり ただいま」は、東京・ポレポレ東中野、名古屋・名古屋シネマテークで公開中。関西では2日から京都市の京都シネマ、3日から大阪市の第七芸術劇場で。ほか、全国順次公開。

■「二度とこのような事件起こさ…

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