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 埼玉県内で5月以降、民家などからニワトリ計230羽が盗まれる被害があったことが、県警などへの取材でわかった。群馬県や栃木県でも家畜や農産品の窃盗被害が相次いでおり、各県警が関連を調べている。

 県警や県によると、7月下旬、新座市の30代男性が自宅で飼育していたニワトリ80羽が盗まれた。今月23日には、春日部市内の畜舎で飼育中のヤギの数が8月下旬から8頭減っていることに飼い主の40代男性が気づき、その後に県警などに被害を相談。ここでは5月初旬にもニワトリ150羽とヤギ4頭が盗まれていたことが判明したという。このほか、子豚が本庄市内の養豚場で5月下旬に2頭、行田市の豚舎で今月下旬に131頭の盗難被害も確認されている。

 一方、白岡市や神川町、上里町の農家などでは8月以降に梨が少なくとも5千個盗まれる被害が確認され、伊奈町では8~9月にブドウの高級品種シャインマスカットが計53房盗まれた。子豚や子牛の盗難が相次いだ群馬県や栃木県とも地理的に近い場所を中心に被害が確認されていることから、県警は関連も視野に捜査している。(山口啓太)