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 愛知県の中部空港(愛知県常滑市)に拠点を置くLCC(格安航空会社)のエアアジア・ジャパンは、事業継続を断念する方向で調整に入った。新型コロナウイルスの影響で、旅客数が激減し、経営状況が悪化していた。

 同社はマレーシアを拠点とするアジア最大のLCC「エアアジア」傘下の会社で、エアアジアグループなどが出資して2014年に設立。17年から中部空港を拠点に運航を始め、中部と札幌、仙台、福岡を結ぶ国内3路線と、台北の国際線1路線を運航している。

 新型コロナウイルスの影響で利用者が激減し、4月に全便を運休。旅客需要の回復を受けて、8月1日から国内線の運航を再開していたが、10月から再び全便運休としていた。同社は業績の悪化を受け、6月に希望退職を募り、全従業員約300人のうち50人ほどが応じていた。