東京都知事候補の選挙カーが、大阪府知事の顔写真を張り出していました。7月5日に投開票があった都知事選。日本維新の会が推薦した小野泰輔氏は、コロナ対策を巡って知名度を全国区にした吉村洋文府知事を前面に出し、れいわ新選組の山本太郎代表に迫る票数を得ました。
東京、そして全国への進出に手応えを強める維新。なぜ維新は大阪で強いのか。その維新が推進する大阪都構想の住民投票はどうなるのか。自らも大阪市生まれの大阪府庁取材キャップ、増田勇介記者が読み解きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。
・維新を支える「大阪マインド」
・でも維新人気と都構想への賛否はまた別?
・都構想後のビジョンはあるのか
・妙にあっさりしている議員たち
◇
Q:維新は大阪の選挙で強いですね。
A:確かに、2015年にあった前回の都構想住民投票後に市長だった橋下徹さんが政界を引退してから、大阪府知事だった松井一郎さんと吉村さんが入れ替わった府知事と市長のダブル選挙に至るまで、負けなしです。
大阪府市の首長と議会を押さえていますから、色々な政策を実現できます。幼児教育の無償化、私立高校の無償化、大阪市立大と府立大の統合、地下鉄民営化などなど、目に見える形で政策を出している。そこは評価されているでしょう。
府や市のリストラをいっぱいして、財源を生む。その典型が大阪都構想ですね。府と市の両方を一体で動かせるからこそできるんだと維新は主張しています。
Q:そこを大阪府民も支持しているんですか。
A:維新への支持と都構想の賛否…
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