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 東京五輪の女子マラソン日本代表に内定している一山麻緒選手(23)が30日、出身地の鹿児島県出水市の特別表彰を受けた。この日、授与式のために市役所を訪れ、「出水で走る喜び、楽しさを教えてもらい、成長させてもらった。五輪では皆さんに元気を与えられる走りがしたい」と意気込みを語った。

 市特別表彰は、五輪代表の内定と、内定につながった今年3月の名古屋ウィメンズマラソンの優勝をたたえるために贈られた。

 一山選手はこの日、所属するワコールの永山忠幸監督(60)や両親らと市役所を訪れ、約100人の市民や市職員から拍手と歓声で出迎えられた。最初は緊張気味だったが、出水中学校時代、同じ陸上部員だった市職員吉永涼さん(23)から花束を渡されると、和やかな表情に。吉永さんは取材に「中学時代もポテンシャルの高さは感じていましたが、ここまで強くなるなんて」と旧友の成長の喜びを語っていた。

 授与式後の記者会見で一山選手は「鹿児島の空気って気持ちがいい。来るだけで気持ちが楽になります」。五輪に向けては「けがをしないことが一番。あとはコツコツと練習を重ねるだけ」と話した。(町田正聡)

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