【動画】薩摩藩英国使節団のモニュメント「若き薩摩の群像」に加えられた高見弥一と堀孝之の像。使節団は計19人だったが、藩外出身者の2人はこれまで除外されていた=三沢敦撮影
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 鹿児島市のJR鹿児島中央駅前にある、幕末の薩摩藩英国使節団(19人)のモニュメント「若き薩摩の群像」に、これまでは藩外出身との理由で除外されていた団員2人の像が加わり、全員がそろう形になった。30日にあった除幕式に2人の子孫も招かれ、「やっと仲間に入れてもらい感無量」などと喜びを語った。

 群像はブロンズ製で、全体の高さは約12メートル。文化勲章受章者の彫刻家中村晋也さん(94)が制作し、1982年に同市が人口50万人達成を記念して設置した。費用は1億3700万円だった。

 市によると、同使節団は計19人で、1865(慶応元)年、国禁を犯して渡英。帰国後、日本の近代化に貢献した。初代文部大臣の森有礼、外務卿となった寺島宗則、「サッポロビール」の生みの親の村橋久成、初代大阪商工会議所会頭の五代友厚らが名を連ねる。

 だが群像には、土佐藩を脱藩後に薩摩藩士となった高見弥一と、長崎出身で通訳の堀孝之は含まれていなかった。2人が外れた理由について、当時の山之口安秀市長(故人)は市議会で「17人が純粋の薩摩藩士」などと答弁していた。

 高見は帰国後、大阪で税関に勤…

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