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 来春予定の千葉県知事選をめぐり、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)の擁立を断念した自民党県連は30日、県連所属の国会議員団会議を開き、候補者選考を「白紙」から始めることを決めた。知事選は千葉市長選とのダブル選挙の可能性がある。自民党の候補者擁立が振り出しに戻ったことが、千葉市長選へ立候補を予定している陣営の戦略に影響を与えている。

 国会議員団会議では、県連会長の渡辺博道衆院議員が鈴木氏擁立を断念した経緯について説明。擁立の旗振り役だった渡辺氏と森英介衆院議員が謝罪した。「反省している。擁立へ支援し、環境を整えることが大事だと痛感した」。渡辺氏は会議後、報道陣に悔しさをにじませた。

 「白紙」となった候補者選考は今後、渡辺氏や選挙対策委員長の薗浦健太郎衆院議員、幹事長の河上茂県議、県議会長の川名寛章県議ら4人が進めることも決まった。会議では、千葉市長の熊谷俊人氏(42)を支持する石井準一参院議員が「なぜ熊谷さんの名前が挙がらないのか」「私が出る場合は、離党して出馬する」と牽制(けんせい)した。

 今後の候補者探しは、鈴木氏に絞り込む以前に、名前が挙がっていた国会議員や県議らに聞き取りを始めることも決まった。県連幹部によると、国会議員では、猪口邦子参院議員や斎藤健衆院議員、県議では、関政幸氏、臼井正一氏、林幹人氏の名前が挙がっているという。

 候補者選考について、河上氏は「11月13日の県議総会までにはめどをつけたい」と話す。ある衆院議員は「すぐに決まる」という楽観論もある。ただ、河上氏は「誰でもいいわけではない。知名度がないと」とも語り、鈴木氏ほどの知名度がある候補者探しは困難を極めそうだ。

 来月2日には熊谷氏が立候補表明をする予定だ。石井氏は4日、都内で政治資金パーティーを開き、熊谷氏を招待する可能性がある。県連の候補者が決まらない中、石井氏は「この状況では誰も熊谷氏には勝てないだろう」と見通す。(今泉奏、高室杏子、上田雅文、古賀大己)

「知事選に勝つには市長選も連動させないと」

 千葉市長選には自民党市議の小…

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