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 収束していない新型コロナウイルスの影響で、11月1日に愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までのコースで開かれる全日本大学駅伝(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)は今年、感染拡大を防ぐ措置を取りながらの大会運営となる。

 例年なら、スタートとゴール地点では各校の応援合戦が繰り広げられるが、今年は各校に「応援自粛協力への同意書」の提出を義務づけた。また、日本陸連の「ロードレース再開についてのガイダンス」に基づいて、選手だけでなく、付き添いの学生や監督、トレーナーらチーム全員に健康管理チェックシートを記入してもらうほか、マスクの持参や検温の実施など、大会運営への協力の同意を求めている。

 今大会では開会式、閉会式を実施しない。また、例年オープン参加している日本学連選抜、東海学連選抜の2チームも今年は編成しない。出場権を獲得した全国8地区の25チームによる戦いとなる。

 主催者側は、一般のファンに対しても沿道での観戦を控えるよう呼びかけている。大会前に数回、コースなどで、応援自粛を求める大型ビジョンを乗せたトラックを走らせ、「密」にならないレース環境になるようテレビ観戦をお願いしている。大会事務局は「沿道での応援自粛を訴えることや式典取りやめは残念でしたが、競技が成立することを最優先に運営方法を考えてきました。コロナ禍の中でも選手が以前と同じように競うことができるよう、準備に万全を期しています。みなさまのご理解がなければ大会は成り立ちません。ご協力をお願いします」と話している。