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 11月1日に開かれる全日本大学駅伝対校選手権(朝日新聞社主催、長谷工グループ特別協賛)で巻き返しを誓う男がいる。東洋大・西山和弥は昨季はけがの影響で不振だった。1年生ながら箱根駅伝で区間賞を奪い、注目された西山も最上級生となった。ラストイヤーに復活を期している。

 西山は箱根の1区で1年生だった2018年から2年連続の区間賞に輝いた。順調に力をつけていたものの、昨季は股関節のけがなどで3大駅伝ですべて区間2桁順位。西山の不振に比例するように東洋大の成績も出雲3位、全日本5位、箱根10位と下降線をたどった。

 今季は9月の日本学生対校選手権(日本インカレ)の1万メートルで5位に入って復調を印象づけると、今月17日に宮崎県延岡市で開催された記録会の1万メートルでは、東洋大の1年先輩の相沢晃(旭化成)と競り合って28分3秒94の自己新記録をマーク。全日本大学駅伝に出場する日本選手の中でトップの記録をたたき出した。

 「けがもあって自信のない中、無謀に突っ込んでいってだめになるというレースが続いた。チームに多大な迷惑をかけて申し訳なかった」。西山は昨季を振り返る。今季は新型コロナウイルスの感染防止のため、東洋大も寮やグラウンドが閉鎖されるなど影響を受けたが、自粛期間をリハビリにあてた。「落ち着いて日々自分と対話する時間になった」という。

 好成績を残していた2年生の頃から「シューズも進化し、長距離界全体のレベルが上がり、自分の走法ではタイムが伸びない」と限界を感じていた。リハビリを続けながら、どこを強化すれば、けがなく走り続けられるかを考え抜いた末、上体の使い方を変えた。「それまでは上体が反り気味で、疲れるとぴょんぴょん跳ねる癖があったんですが、それが抑えられるようになった」

 そんな走りがしっくりきたのが…

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