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 中部空港(愛知県常滑市)で31日、全日空、日本航空、スカイマークの航空3社が合同で国内線の出発便を見送った。新型コロナウイルスの影響で航空各社の業績が悪化する中、利用客に感謝の気持ちを伝えた。

 中部空港での合同見送りは初めて。地上係員ら延べ70人が朝から昼過ぎにかけ、日本航空の那覇便、全日空の石垣便、スカイマークの札幌便の計3便の乗客に、ハロウィーンにちなんだお菓子を配ったり、搭乗機に手を振ったりした。係員の1人は「お客さんから応援の声をいただき、元気をもらった」と喜んだ。

 一方、コロナの影響を受けて12月に事業を廃止する格安航空会社エアアジア・ジャパンの従業員有志はこの日、拠点としてきた中部空港内で「謝恩会」を開いた。パイロットや客室乗務員らがグッズを販売したり、大勢の来場者と写真を撮ったりし、企画した客室乗務員の大原明莉さん(29)と岩佐真実子さん(30)は「もっと皆さんと一緒に旅を楽しみたかった」と別れを惜しんだ。(嶋田圭一郎)