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 新型コロナウイルスの影響で、修学旅行を中止した岐阜市の市立長良西小学校の6年生約110人は10月31日、思い出づくりとして校庭に1人用テントを張って寝泊まりする「修学楽宿(がっしゅく)」をした。夜には、校舎内で肝試しをしたり、テントに飾るあんどんをつくったりして絆を深め合った。

 6年生は本来、9月に東京へ修学旅行をし、パラリンピック陸上競技を観戦する予定だった。学校側はバスによる県内日帰りを提案したが、保護者からは「思い出に残る活動を」という要望が多く寄せられた。

 多数の児童からは「学校に宿泊したい」「肝試しがしたい」という意見があった。感染防止策で、「3密」を避ける手段として、1人用テントによる宿泊が実現した。

 この日は朝から児童たちが地元ボランティアの協力を得ながらテントの設営をした。1日は午前6時半に起き、備蓄用の食材による炊き出しをし、片付けをして午前10時に解散する。

 石神淳司校長は「コロナ禍でアイデアを出し合い、力を合わせれば楽しむことができるよい体験になったと思う」と話す。(松永佳伸)

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