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 長編アニメ「カブールのツバメたち」(仏・ルクセンブルク・スイス合作)は素晴らしい傑作です。女性の頭から足元まですっぽり覆うチャドリ(ブルカ)が、息詰まるサスペンスを生み、疲れた中年男女の悲しいドラマを演出し、抑圧からの解放を願うファンタジーへつながる。見事ですね。

 「東京アニメアワードフェスティバル2020」コンペティション部門ノミネート作品上映会(9月26・27日、東京・池袋)で見ました。オンラインで行われた3月の審査では、8月24日の本欄「犬はずるいよ」で紹介した「マロナの幻想的な物語り」(ルーマニア・仏・ベルギー合作)が長編部門グランプリに選ばれましたが、私の中では「カブールのツバメたち」の圧勝。「マロナ」は派手で斬新なビジュアルが特徴でしたが、「カブール」も映像的に攻めています。渋~い路線ですけど。

拡大する写真・図版「マロナの幻想的な物語り」から、主人公である犬のマロナと3番目の飼い主ソランジュ

 タリバーン支配下のアフガニス…

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