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 並外れた嗅覚(きゅうかく)を生かしてカンボジアで地雷撤去に貢献しているアフリカオニネズミの「マガワ」に、英国の動物保護団体から金メダルが授与された。人間であれば最長4日かかるテニスコートほどの範囲の地雷捜索を、約30分で終えられる能力の持ち主。1970年代の内戦期以降に最大600万個の地雷が仕掛けられたとされるカンボジアで、多くの人命を救ったと評価された。

 1917年から英国で動物保護に取り組む慈善団体PDSAが25日、表彰した。マガワには首輪に取り付けられる小さな金メダルが贈られた。

 マガワは14年11月、アフリカ南東部のタンザニア生まれ。同国では90年代からベルギーの市民団体APOPOが、嗅覚の鋭いネズミを「英雄ネズミ」として訓練して地雷撤去に生かす取り組みを続けている。マガワも約1年間の訓練を経て、16年にカンボジア北部のシェムリアップに派遣された。

 APOPOによると、マガワの体重は1・2キロで、体長は70センチ。地雷を爆発させずに動き回れる重さで、金属探知機と違って金属の破片に反応もしない。爆発物に含まれる化学物質のにおいをかぎ分けることができ、地雷を見つけると、地面をひっかいて人間に知らせてくれる。4年間の活動でサッカー場20個分にあたる約14万1千平方メートルを捜索し、39個の地雷と28発の不発弾を見つけた。

 PDSAは2002年から勇敢…

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