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 東証では過去にもシステム障害が相次いだ。ただ、今回のように全銘柄を売買できない大規模トラブルは2005~06年以来だ。

 05年11月1日のシステム障害では、取引を約3時間全面停止した。売買取引量の増加に対応するためのシステムの能力増強で、更新したソフトに欠陥があったことが原因だった。

 翌06年1月18日は、IT企業のライブドアが証券取引法違反容疑で家宅捜索を受け、IT銘柄を中心に売り注文が殺到。取引を処理し切れなくなり、全銘柄を売買停止にした。通常の取引終了より20分早い午後2時40分に東証1部・2部・マザーズ市場の全銘柄の売買の停止措置に踏み切り、その後も3カ月間にわたり取引時間を30分短縮した。

 こうした取引量の増加や取引の高速化に対応し、東証はシステム増強を続けてきた。今のシステムは2010年に導入された「アローヘッド」で、15年と昨年11月に更新。18年10月には外資系大手証券会社からの大量のデータ送信で回線の一部が使えなくなり、切り替えに手間取った証券会社約40社の売買注文を一時、受けられなくなるシステム障害が起きた。回線障害は1日続いたが、システム自体は稼働しており、今回のような全面的な売買停止には陥らなかった。(鈴木友里子、山下裕志、渡辺淳基

■大阪取引所では通…

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