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 記者の息子は4歳。ふだんから、「男の子だから泣かないよ」「花柄やままごとは男の子らしくないね」などと性別で縛る子育てはしないように気をつけています。でも、最近出版された2冊の本を読み、自信がなくなってきました。どちらも、「男の子っておバカだけどかわいいんだよね」といった「自虐ネタ」は問題あり、と書いています。あれ? 私、それ言ってる……。(田渕紫織)

 乱暴で落ち着きがない男子を母が嘆くというネタは、親同士の雑談ではもちろん、大ヒットした「#アホ男子母死亡かるた」など、ツイッター上でも定番だ。

 本屋の育児書コーナーでも、同様のマンガやエッセーが並ぶ。これを、新刊『これからの男の子たちへ』で、「男子ってバカだよね問題」と名づけたのは、小学生の男の子2人を育てる弁護士の太田啓子さんだ。

 「私も見ていて『あるある』ぶりに笑うし、育児に疲れきった親どうしが盛り上がれる話題でもあり、何もかも否定するつもりはありません。ただ……」と、よくあるワナを二つ挙げる。

 その1「それって『男子あるある』じゃなく『子どもあるある』では?」

 忘れ物が多い、宿題をやらない、ポケットに石や木の実を詰めている……。確かに、記者(女)の子ども時代を考えても、だいたいあてはまる。太田さんは、同じことをしても男の子には「ほんと男子ってバカだよねー」と言い、女の子には「女子もそんなことするんだねー。面白いねー」と反応していないか、と「ダブルスタンダード」を指摘する。

放り出したくなった時のマジックワード

 その2は、もっと重たい。

 「おバカ」とくくることで、暴…

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