滝藤賢一癒やしの植物300鉢 せりふ覚える時も一緒

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聞き手・吉田美智子、写真・瀬戸口翼
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 Eテレ「趣味の園芸」に出演している俳優の滝藤賢一さん(43)は、自宅のバルコニーで約300鉢の植物を育てています。せりふも、そのバルコニーで覚えるという滝藤さん。「歳月をかけて育つ植物は、長い時をかけて形作る俳優という仕事に通じるところもある」と語ります。

たきとう・けんいち 1976年、名古屋市生まれ。舞台を中心に活動後、ドラマや映画などに多数出演。13年のドラマ「半沢直樹」などでの存在感ある演技が話題を呼び、今年は映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」やNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」などに出演。3男1女の父。

 7年ぐらい前かな。行きつけの洋服屋さんで、中南米原産のキセログラフィカに出会った。空気中の水分を取り込んで成長するエアプランツでくるりと曲がった銀葉が格好いい。ファッションと同じ感覚です。それまでモンステラなど「比較的、簡単」といわれる植物を買っては、枯らしていた。また枯れるとかわいそうだし、悩みに悩んで買って、相当手間をかけて、大切に育てました。風通しの良いところに置いたり、霧吹きで水をかけたり……。

 すると、春先に葉が「ぶるっ」と太ったんです。宇宙というか、生命力を感じて、おもしろくなった。

 どんどん増えて、いまは自宅のバルコニーに約300鉢が並びます。多肉植物のアロエやアガベなど、中南米やアフリカの乾燥地帯から来た植物がほとんど。昼夜の寒暖差が激しく、風も強い過酷な環境で育ったので、予測不能な枝ぶりやぽてっとしたフォルムが愛らしく、色合いが美しい。例えば、アガベはとげがあるけど、うねり方、立ち上がり方がぜんぜん違う。日本に来ると、なぜか普通になる。買った時が一番、格好良くて、あとはそれをどう維持するかに必死です。

 一鉢数万円のものもあるけど…

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