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 9月29日にあった米大統領選の討論会で、トランプ大統領が極右の過激派団体を非難せず、「待機せよ」と呼びかけたことが米国で大きな問題となっている。ソーシャルメディア上では、発言を歓迎する極右関係者のコメントが相次ぎ、識者からは「極右団体の行為を正当化している」と批判の声が上がっている。

 トランプ氏はこれまで、民主党のバイデン前副大統領について「極左団体を批判していない」などと主張している。討論会では、司会者のクリス・ウォレス氏がトランプ氏のこうした発言を踏まえ、「白人至上主義者や武装市民グループを非難し、退く(stand down)必要があることを求める意思があるか」と質問した。

 トランプ氏が「誰を批判して欲しいのか」と聞くと、バイデン氏が「プラウドボーイズ」の名称を挙げた。そうすると、トランプ氏はカメラに向かって「プラウドボーイズ、下がって待機せよ(stand back and stand by)」と発言。「しかし、これだけは言っておこう。(反ファシスト集団の)アンティファや左翼に対してだれかが何かをやらなければならない」と続けた。

 人種差別問題に取り組む「南部貧困法律センター」によると、プラウドボーイズは2016年に結成された、白人至上主義的な主張をもつ極右団体。人種差別への抗議デモが続くオレゴン州ポートランドでは9月、武装したメンバーがデモ隊と対峙(たいじ)する集会を開き、トランプ氏支持の旗をもった人々もいた。

 米国のテロ組織監視団体「SI…

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