[PR]

 水泳の日本学生選手権(インカレ)は1日、競泳が東京辰巳国際水泳場で開幕し、女子50メートル自由形では白血病からの復帰2戦目となった池江璃花子(日大)が25秒62で4位だった。全体6位で通過した予選からタイムを0秒25縮めた。優勝は今井月(るな)(東洋大)で、内田美希(同)が持つ大会記録を0秒03縮める24秒93だった。男子50メートル自由形は川根正大(中大)が22秒16で制した。

 池江の一問一答は次の通り。

 ――レースを終えて。

 「ほっとしたというのと、このインカレを目標として1年間頑張ってきたので、ちょっと感慨深かった。泳ぐ前から結構、感情がわき上がってくる時もありました」

 ――予選後にはこみ上げるものがあった。

 「やっとこの試合に出られたといううれしさ、25秒台が出せたうれしさ。大学の先輩を見て、すごくほっとして出てきてしまった」

 ――復帰戦では「泳げてよかった」と言っていたが、今日は。

 「思った以上にレベルの高いレースだった。自分もしっかり決勝メンバーに食い込めた。予選で出し切った感があったので、決勝は変な緊張感もなく、すごく気持ちよく泳げた」

 ――日大の一員として初めてのレース。

 「去年は応援だけで、1点も稼げなかったので、今年は1点でも多く取ってやろうっていう気持ちで泳いだ。4番という結果は正直すごく悔しいですけど、今の段階としては、上出来すぎるかなという感じ。思ったよりもちょっと速いタイムだったので驚きだった。まだまだ、これから長いですし、自己ベストから1秒以上、遅れている。今は今で、第二の人生として、自己ベストを出したという満足感もある」

 ――表彰台まであと0秒04。

 「2016年の(リオデジャネイロ)オリンピックの時も、悔しい経験をしていて。それはたぶん次の五輪、今はパリに向けて、その五輪でしっかり結果を残せるための動力、活力になっている。そのすごく悔しい気持ちを来年しっかりぶつけたい。いまとにかくやることは、泳ぎこんで、自分の実力を戻していくこと。大きな目標にとらわれず、今を一歩ずつやっていければ」

 ――1カ月でタイムを伸ばせた要因は。

 「前回の試合は、不安が大きかった。細い体で、前とは違う感じの自分を見せるのが、ちょっと恥ずかしいというのがあった。今回の試合は楽しみの方が強くて、自信がすごくあって。全体的にポジティブな試合になったかなと思います」

 「前回、不安要素が大きいまま、レースに臨んだ。その後、このままじゃ駄目だなと思ったので、すぐ切り替えて。とにかく練習を楽しもうという感じで泳いでいたら、いつの間にか、どんどんいい方に、泳ぎも、タイムも上がっていった。そこはすごくよかったなと思います」

 ――体が引き締まったように見えたが。

 「前回会った時よりも、体格が変わったねとか、肩周りにすごく筋肉ついたねと、言われることがすごく多かった。ウェートトレーニングを週2回やっていたので、その結果が出ているかなと思います」

 ――決勝は息継ぎなしだったのでは。

 「一回、呼吸をしている。前回の試合の時、ラスト15メートルで呼吸した後、酸素が足りなくて、すごくきつかった。今回は15メートルよりもゴールで近い方で呼吸を1回して、最後まで何とか持たせたというレースプラン。完全に戦略通りに泳げた」

 ――今後の課題は。

 「とにかく今は全力で水泳を楽しんで。タイムを出すために、日々の練習を頑張ることがやるべきこと」

復帰戦での反省を生かす

 1年7カ月のブランクがあっても、池江の体には勝負勘が染みついていた。

 スタートの反応タイムは8人中6番目。脚力はまだ戻っておらず、前半の25メートルまでは先行された。それでも、慌てない。

 「前回はラスト15メートルで…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事会員記事です。月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事会員記事です。月5本までお読みいただけます。

この記事は会員記事会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら