[PR]

 渡良瀬遊水地で生息しているコウノトリのメス「歌」(2歳)が左脚を骨折している可能性が高いことについて、小山市は歌を保護して治療する方針を決めた。コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM―OWS)と協議しながら作業を進めるという。

 浅野正富市長が1日の会見で公表した。脚が垂れ下がった状態の歌の写真を兵庫県立コウノトリの郷公園の獣医師に見てもらい意見を聞いた。骨折しているとの見立てで、自然治癒はしないので捕獲して治療した方がよいと獣医師から助言を受けたという。

 保護に向けて同公園からスタッフ派遣や機材の貸し出しを受ける予定。浅野市長は昨年1月、脚を負傷して茨城県内の用水路で死亡しているのが見つかったコウノトリの「きらら」の例を挙げ、「当時は意見がまとまらなかったが、今回は専門機関と協議を詰め、助けるための手立てを早く取りたい」と話した。(根岸敦生

関連ニュース