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 大分市の商業施設「パークプレイス大分」で25日まで、大分県別府市の八幡竈門(かまど)神社の絵馬が期間限定で販売されている。施設内のシネコンでは16日から人気漫画「鬼滅の刃」の劇場版を上映。同神社は作品のファンが集まる人気スポットだ。ただ、「聖地」としては非公式。施設側もあくまで「地域活性化」を前面に押し出し、作品名には触れずに実施する。

 絵馬はひとつ500円(税込み)。施設内のシネコン「T・ジョイ パークプレイス大分」で売っている。館の前に絵馬掛けが三つ設置され、その場で書き込める。下げた絵馬は期間終了後に同神社に奉納される。

 八幡竈門神社は作品の主人公・竈門炭治郎と同じ「竈門」の名に加え、敵となる人食い鬼にまつわる伝説や、作品に登場する絵と似た竜の絵が拝殿にあることなどから、ファンに注目されるようになった。このところ参拝客も急増しており、キャラクターのイラストを添えた絵馬が数多く奉納されている。

 ただ、作品は同神社や別府を舞台にしているわけではなく、作者の吾峠(ごとうげ)呼世晴(こよはる)氏や制作側も神社について特に言及していない、非公認の「聖地」。パークプレイス大分の担当者も、今回の企画は「地域活性化が目的」とだけ説明している。

 企画は「かまど」つながりからか、別府市の「かまど地獄」とも連携。かまど地獄でT・ジョイの半券を示せば温泉ピータン(地獄蒸したまご)をもらえ、かまど地獄の観覧料の半券では、パークプレイス内で飲食店の割引などを受けられる企画も12月31日まで実施される。

 3日には、同県豊後大野市清川町に伝わる国の無形民俗文化財「御嶽神楽」の演舞が午前11時、午後2時半、同5時半の3回、施設のセンターステージで披露される。鬼滅の刃では、竈門家に代々伝わる神楽が重要な役割を担っている。(寿柳聡)

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