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 関東大学ラグビーは4日、東京・秩父宮ラグビー場などで例年より約1カ月遅れの開幕を迎える。新型コロナウイルスの影響で対抗戦、リーグ戦の1部計56試合で観客を入れる有料試合は27試合、それ以外の29試合は無観客で開催。準備不足が否めない中、明大など強豪校にとっても難しいシーズンになる。

 「学生らしい生活を全然送れていない。部員たちはかわいそうだよ」

 昨年度の対抗戦優勝、大学選手権準優勝の明大・田中澄憲監督は、そんなもどかしい思いを抱えながら、ある「ルール」を決めた。

 感染防止策として寮や練習場がある東京・八幡山周辺から原則として選手、スタッフが出ないというもの。96人が寮で暮らす明大にとって、一人でも感染者が出れば活動が難しくなる可能性があるからだ。

 チーム作りのさじ加減も難しい。

 タックルなど体が接触するコンタクトプレーを含む本格的な練習を再開したのは8月。より実戦に近づけようと、練習では「強度、強度」と選手たちから声が飛ぶ。試合を想定した強い当たりを心がける意識の表れだが、9月末の試合形式の練習では激しさの半面、ミスも目立った。田中監督は「精度はまだまだ」。

 例年ならほぼ2週間に1度のペースで7試合を戦う日程を、今季は開幕から9週間で消化しなければならない。シーズン最終盤に失速した昨季の反省から、「今年は競争を続ける。誰が出ても変わらないチームを目指す」(田中監督)と練習から選手を競わせて全体の底上げを図る。一方、大学選手権へと続く連戦を戦い抜くため、けがなど選手の状態を見定めていく慎重さも必要になる。

 リーグ戦3連覇をめざす東海大…

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