[PR]

 四国で最大の大きさを誇る反射望遠鏡(口径113センチ)がある徳島県阿南市の市科学センター(同市那賀川町)の天文館で1日夜、中秋の名月の特別観望会があった。センターは新型コロナウイルスの影響で8月上旬から臨時休館していたが、この日に約2カ月ぶりに再開した。観望会もコロナ対策として定員を通常の半分の15人に減らして実施した。

 観望会は入れ替え制で、午後8時から4回開かれ、親子連れら約60人が参加した。望遠鏡を通してまるく輝く月の表面のクレーターを観察したり、レンズにスマホをかざして写真を撮ったりして秋の夜の明月にみとれた。子どもは「月の表面のグラデーションが撮れた」と目を輝かせていた。

 センターによると、今は2年ぶりに地球と火星が接近中で、東寄りの空で赤く強い輝きを放っている。最接近するのは6日だが、前後2週間は見かけのサイズは3~4%しか変わらず、10月中旬ごろまでが特に見ごろという。

 6日の観望会は定員に達しているが、毎週土曜の定期観望会(予約制)でも楽しめるという。問い合わせは、センター(0884・42・1600)へ。(斉藤智子)

関連ニュース