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 奈良市五条町の唐招提寺で1日、観月讃仏会(かんげつさんぶつえ)があった。国宝の金堂は正面の3面の扉が開かれ、盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)など国宝三尊が姿を現した。感染症対策で規模は縮小されたが、参拝者は暗闇に浮かび上がる三尊と中秋の名月を楽しんだ。

 午後6時から、10人ほどの僧侶が読経し、盧舎那仏と月を賛美する法要を催した。中秋の名月が昇ると、参拝者らは夜空に輝く月を眺め、撮影していた。

 毎年参拝するという奈良市の正木香菜子さん(41)は親族7人で参拝。「今年は新型コロナウイルスの影響で、観月はないかと思っていたけど、あってよかった」。義母の麗子さん(78)は「お寺の中から見るお月様は神々しくてきれいです」と話した。(米田千佐子)

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