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 今年度のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)が1日発表され、受賞1395件のひとつに、菓子大手・ブルボン(新潟県柏崎市)がつくった、ストローとしても使えるクッキーが選ばれた。プラスチックごみによる海洋汚染が問題になるなか、開発された「食べられるストロー」だ。

 商品名は「コロネクッキー」。長さ20センチ、直径12~13ミリで、中は内径8~9ミリの空洞になっており、15~30分間の耐水性がある。同社は「シェークやスムージーなどに使える」として、今年1月に業務用として販売を始めた。

 同社によると、すでに市販していた中空のスティッククッキー「チュエル」をベースに、ストローのような機能を持つお菓子が作れたら、との提案が社内からあり、2018年夏から開発が進められた。生地の素材選びや、耐水性をもたせる手法の確立に時間を要したという。生地を巻き上げてつくる点から「コロネ」と名付けられた。

 同社は「お客さまの声をもとに、一般向けの販売も今後検討していきたい」と話している。(戸松康雄)