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 宮崎県高鍋町持田の持田遺跡で、古墳時代後期の地下式横穴墓2基が見つかり、町教育委員会が3日、報道関係者に公開した。地下式横穴墓は九州南東部特有の墓制で、同町の小丸川以北で発見されたのは初めて。10日には一般向けの現地説明が開かれる。

 地下式横穴墓は、地面に垂直の縦穴を掘り、途中から横方向に掘り進めて被葬者を安置する部屋(玄室)を設けたもの。見つかった2基の玄室は奥行き約2メートル、幅約2・5メートルで天井の高さは約1・2メートル。金銅製馬具や貝殻の入った須恵器なども見つかった。

 玄室の天井が陥没した後も、修繕し次の世代を埋葬するなど墓の再利用がされており、担当者は「墓への強い執着があり、一族意識の高揚が感じられる」と説明する。一般向け現地説明会は10日に4回あり、申し込みが必要。町社会教育課(0983・23・3326)へ。(二宮俊彦)

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