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 「日本学術会議」が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、安倍政権時代の首相官邸が2016年の補充人事の選考過程で難色を示し、3人の欠員が補充できなかったことが3日、複数の会議元幹部と、官邸幹部への取材でわかった。

 会員人事を巡っては安倍政権時代の18年11月、学術会議が推薦した人を「必ず任命する義務はない」ことを確認する文書を内閣府が示し、内閣法制局が了承したことが明らかになっている。官邸による人事への関与は、その2年前にもあったことになる。

 当時の複数の学術会議幹部によると、16年夏、会員が70歳の定年を迎えて生じた3人の欠員を補充するため、幹部らによる選考委員会で候補者を選んだ。その後、推薦候補を3人に絞る前の段階で、会議の事務局が3ポストで各2人ずつ官邸に示したところ、官邸側がこのうち2ポストで、会議側が優先順位を上位にしていた候補に難色を示した。理由は明かされなかったという。

学術会議側驚き 苦い経験に

 2人は高い実績をもつ人文・社…

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