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 第73回秋季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催)は3日、甲府市の山日YBS球場で準決勝2試合があり、日本航空と東海大甲府が決勝に進み、24日から千葉県で開かれる関東大会への出場を決めた。日本航空は5年ぶり8回目、東海大甲府は2年ぶり20回目の出場となる。決勝は4日午後1時から同球場で行われる。

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 1点を勝ち越した後の四回。日本航空の先発、山形一心投手(2年)は先頭から2者連続三振を奪った。「気持ちが楽になり、腕も振れるようになった」。背番号7の左腕は躍動し、球速は130キロ半ば近くまで上がった。

 立ち上がりは苦しかった。先頭を安打で出し、犠打と適時打で1点を先取された。

 持ち味は直球にスライダー、カットボールなどの変化球をまじえ、コーナーに投げ分ける投球。中盤からはきわどいコースがボールと判定されても冷静さを保ち、7イニングを2失点で切り抜けた。

 「いい流れを作り、バトンを渡すのが自分の役割」。八回からはエースナンバーの左腕・小沢耕介投手(2年)に託し、「ここまで来たら優勝し、関東大会に行きたい」と意欲を見せた。(田中正一)