【動画】コロナの今年は声量問わず 大分で牛喰い絶叫大会=寿柳聡撮影
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 特産牛の焼き肉を楽しんだ後に思いのたけを叫ぶ「第46回由布院牛喰(く)い絶叫大会」が4日、大分県由布市湯布院町川上の並柳牧場であった。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、声の大きさを測らない絶叫大会に。参加者はフェースシールドを着けて登壇し、秋の牧野に新型コロナへの恨み節を響かせた。

 例年600~800人の参加者が集まる人気の催しだが、今年は「密」を避けるため限定100人の予約制に。来場者たちは大人250グラム、子ども150グラムの豊後ゆふいん牛と地元の野菜とともにフェースシールドを受け取り、さっそく炭火で網焼きを楽しんだ。

 絶叫大会には計34人が参加。新型コロナの話題に加え、大ヒットドラマ「半沢直樹」から「千倍返し」「デス(DEATH)」などのセリフも取り込み笑いを誘っていた。市内の湯平温泉に大きな被害をもたらした7月の豪雨について、復興への思いも叫ばれた。

 小学生以下の部で大賞になったのは市立由布院小6年の阿南(あなみ)有珠奈(ゆずな)さん(12)。長崎に行くはずだった修学旅行が県内の他地域を2日に分け訪れる「0泊2日」になったとして「コロナ、うちらの青春返せー!」と締めた。

 一般の部の大賞は関東から由布市に移住して「ガイくん」の名でユーチューバーとして活動する高階(たかがい)倫史(ひとし)さん(34)。「先輩から『よだきい』と言われたので、何ですかそれって聞くと『せちい』と言われました。誰か僕に大分弁を教えちょくれー」と訴えた。(寿柳聡)