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 75年前の日記をもとにしたNHK広島放送局のツイッター企画「1945ひろしまタイムライン」で、「朝鮮人」の記述などが批判を浴びた問題を通じ、広島での民族差別の現状について考える催しが4日、広島市内であった。オンラインも含めて約120人が参加した。

 差別的なツイートの削除を求める署名集めをしているカナダ在住の乗松聡子さんや、マイノリティーへの差別撤廃などをめざして活動しているNPO法人「共生フォーラムひろしま」の李周鎬(リチュホ)理事長ら4人が登壇。ヘイトスピーチ規制に詳しい法学者の前田朗・東京造形大学教授もオンラインで発言した。

 乗松さんは、カナダで少数派として生きる中で「琉球や朝鮮に対する植民地主義に気づいていなかった自分や、日本に残る差別に気づくようになった」と振り返り、削除を求める賛同人が277人に上ったことを報告した。NPO法人としてNHKに抗議した李さんは、「朝鮮の植民地化に向け、劣等民族だというレッテル貼りが行われ、(日本の)敗戦後も全然変わっていない」と指摘。「敗戦後も朝鮮人は朝鮮人として生きることが許されない社会で暮らしてきた。NHKだけの問題ではない」と、日本社会に深く根ざした差別意識について批判した。

「日本人のフリして生きてきた」

 4日に広島で開かれたシンポジ…

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