【動画】トランプ米大統領が入院先の病院前に車で登場。窓越しに手を振ってあいさつした
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 新型コロナウイルスに感染し、ワシントン近郊の陸軍病院に入院しているトランプ米大統領(74)について4日、医師団が会見し、症状は引き続き改善しており、「早ければ明日にでも退院してホワイトハウスに戻る」との見通しを示した。一方で、一時、血中酸素濃度が低下し酸素補給を受けるなど、「軽い症状」としていた当初説明より深刻な容体だったことも明らかにした。

 トランプ氏は1日深夜に感染が判明し、2日夕に入院した。会見した主治医のショーン・コンリー医師らによると、2日朝の時点では軽い症状のみだったが、午前中に高熱が出て、血中酸素濃度が低下。酸素補給を行った。3日も血中酸素濃度が下がったが、現在は発熱もなく、目立った呼吸器の症状もない。

 これまでに2度抗ウイルス薬レムデシビルを投与し、計5日間続ける。ステロイド系抗炎症薬デキサメタゾンの投与も行っているという。酸素補給が必要な新型コロナの中等症と重症患者にすすめられる薬だ。

 トランプ氏は4日夕、病院を車で出て、病院の前に集まった数百人の支持者に車内から窓越しに手を振ってあいさつし、すぐに病院に戻った。トランプ氏は病院を出る前、自身のツイッターに、「彼らは愛国者だ。ちょっとしたサプライズ訪問をするつもりだ」と語る動画を投稿していた。 2日夕に入院後、トランプ氏が公に姿を現したのはこの日が初めて。(ワシントン=香取啓介、園田耕司