「Go To イート」の地域限定食事券は、購入額に25%上乗せした金額分の飲食を楽しめるお得な制度だ。ただ都道府県によって開始時期もバラバラなら、買い方なども違う。利用には注意が必要だ。
食事券事業は25%のプレミアム分を国が負担。農林水産省が都道府県ごとに公募で選んだ委託先の事業者が発行する。先に実施が決まった33府県のうち準備が整った地域から順次、販売と利用が始まる。
週内には千葉がスタートし、さらに山梨(12日)、大阪(14日)、愛知、徳島(16日)と続く。東京都など残る14都道県のほとんどでも11月までに始まる見通しだ。予約サイトを通じた飲食店の利用でポイントの還元を受けられる事業とともに、「イート」のキャンペーンが本格化する。
食事券の値段は大半が1セット8千円(1万円分)か1万円(1万2500円分)。4千円(5千円分)と小口にしたのは秋田、京都、奈良、愛媛など。愛媛の事務局は「高校生や大学生にも使ってほしいので単価を低くした」と話す。
券は千円券と500円券の2種類あり、組み合わせる地域が多い。ただおつりが出ないため、新潟、兵庫、岡山などは少額のランチ需要も見越して500円券だけのつづりにした。
販売・利用時の接触機会を減らすため、LINEを使った電子食事券を発行する県も。千葉は発行総額の9割、滋賀は6割を電子食事券にする。「1円単位で精算できるのもメリット」と千葉の事務局は言う。
販売方法も様…
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朝日新聞社会部