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 米大統領選に向け、共和党のトランプ米大統領と民主党のバイデン前副大統領が9月29日、テレビ討論会で初めて直接対峙した。だが、討論会ですべてのテーマに言及したわけではない。2人の主要政策は何が異なり、何が似ているのか。公約や、これまでの発言から比較をした。(青山直篤、大島隆、香取啓介、園田耕司、渡辺丘)

「外交・安全保障」「対日政策」「対中政策」「通商・経済政策」「内政問題」の五つの項目から、トランプ、バイデン両氏の政策を比較します。同盟国との関係性など、中には共通する点も…。わかりやすく一覧表にもまとめました。

【外交安保】 アメリカ・ファーストvs.国際協調

 外交や安全保障は、トランプ氏とバイデン氏の対立が鮮明だ。

 トランプ氏は22日、国連総会の一般討論演説で「誇りを持って米国を第一にしている。皆さんも自国を第一にすべきだ」と述べた。実際、2017年の就任から「米国第一」を掲げ、国際条約や機関からの脱退を進めてきた。

 代表例は、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」だ。地球温暖化に否定的で、環境規制は米国の競争力をそぐとの立場のトランプ氏は17年6月、離脱を宣言。2期目の公約でも「エネルギー独立のために、規制緩和政策を続ける」とうたっており、大統領選の翌日には、パリ協定からの離脱が正式に成立する。

 一方、バイデン氏はオバマ政権と似た、国際協調路線を取る考えだ。気候変動は「存続にかかわる脅威」としており、パリ協定に復帰して対策を進めると明言。トランプ氏が新型コロナウイルス対策で不満を訴えて離脱を表明した、世界保健機関(WHO)にもとどまる方針だ。

対照的な核兵器への姿勢

 核兵器への姿勢も対照的だ。

 トランプ氏は米国が保有する核…

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