横浜市長リコールへ署名 カジノが見える丘公園にNO

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武井宏之
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 横浜市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めるのを阻止するため、市民団体「一人から始めるリコール運動」(広越由美子代表)は5日、林文子市長のリコール(解職請求)に向けた署名活動を開始した。12月5日まで2カ月の期間中に、市長解職の是非を問う住民投票の実施に必要な有権者49万878人(9月1日現在)以上の署名獲得をめざす。

 5日午前、広越代表が市選挙管理委員会から請求代表者として証明書の交付を受けた。午後には、中区の桜木町駅前で約40人のメンバーが机を並べて署名開始をアピールし、通行人らに署名を呼びかけた。メンバーは交代でマイクを握り、「横浜は港町。ギャンブルの町ではない」「『カジノが見える丘公園』をつくらないで」などと訴えた。

 今後の署名集めは、証明書の写しや請求代表者の委任状をとじ込んだ署名簿を10万部作成▽10月半ばにかけて、事前に登録した市内各地の「受任者」に郵送▽受け取った受任者は署名簿を持ち、市内18区ごとに署名を集める――といった形で進む。昨年8月末から街頭やウェブサイトなどで募集した受任者は、4日現在で4万6492人に上る。

 「一人から始めるリコール運動」は市選管に提出した解職請求書のなかで、林市長が2017年の市長選でIR誘致に関して「白紙」を掲げて当選したにもかかわらず、市民に是非を問うことなく、昨年8月に「誘致」に方針転換したことを問題視。林市長が誘致の是非を問う住民投票を実施しない考えを示していることから、「カジノ誘致を止めるには、市長の解職を求める以外に手段がない」と主張している。

住民投票求める署名集めるグループも

 総務省地方自治月報による…

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