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 老舗百貨店・天満屋の社長から知事に転じて8年目。記者会見では慎重な言い回しに終始することが多い伊原木隆太氏(54)が、珍しく強い言葉でメッセージを発信したのは4月24日のことだった。

 「県境を越えて移動してきた人が、検温で後悔していただくことになれば」

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が全国に拡大された直後。大型連休中、兵庫方面から高速道路で来県する運転手への働きかけで移動を抑える狙いだった。だが、SNSは「そんなことを都道府県が言い出したら終わり」「回復しても岡山には行かない」などと「炎上」した。

 さらに県には「職員に危害を加える」という脅迫や批判まで相次ぎ、検温計画は結局、中止に追い込まれた。伊原木氏は会見で「つたない発言で不快な思いをさせた」と謝罪した。

「休業要請と補償はセットで考えていない」

 「後悔」発言は、伊原木氏の感染抑え込みへの焦りを映したものだった。

 発言のあった日、朝日新聞朝刊…

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