「任命除外を憂慮し、怒り」 是枝裕和監督らが抗議声明
日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、是枝裕和、青山真治、白石和彌、塚本晋也、森達也各氏ら映画監督、脚本家ら「映画人有志」22人が5日、抗議声明を発表した。
「問題は学問の自由の侵害にとどまらず、表現の自由、言論の自由への明確な挑戦」と指摘し、「今回の任命除外を放置するなら、政権による表現や言論への介入はさらに露骨になることは明らか。もちろん映画も例外ではない」「私たちはこの問題を深く憂慮し、怒り、また自分たちの問題と捉え、抗議の声をあげる」と述べた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。